去る10月21日,東京武道館で行われた第58回全日本居合道大会の都道府県対抗試合にて,静岡県が総合優勝した ニュース は会員の皆様方もすでにご案内の通りです.その優勝チームを取りまとめた総監督が,当連盟会長の佐野文博先生でした.
そこで,輝かしい成績に導いた立役者である佐野先生にフォーカスし,大会を振り返って頂きましたのでご紹介します.
Q1 監督として,意気込みや戦術など,試合前の抱負をお聞かせください
A1 ひそかに思っていたことは、このメンバーならチームワークが良く,入賞は行けるのではないかということであり、これといった戦術や狙いといったものはありませんでした。選手と監督で揃いのジャージを作った程です.
Q2 選手たちにはどのようなことを求めましたか?
A2 稽古の度に言い続けたことは,コンディションのことです.怪我やコロナとインフルエンザなどの感染症に注意をということと,大会当日はベストで臨めるよう最善を尽くし結果を恐れるなと言いました.
Q3 優勝が決定した時の率直な感想を聞かせてください
A3 ここ数年は4位、5位、6位と,あと一歩で入賞というところまで来ていながらも,なかなか届かなかったわけですが,それが何と優勝を手にしました。この喜びは一入です。今回の優勝は選手が勝ち取ったもので、監督はただ前日に皆に腹いっぱい飯を食べさせただけでした。(ちなみに,勝利の祝杯は割り勘だったそうです)
Q4 今後の展望をお聞かせください
A4 優勝したことで、選手たちは大きな自信になったことでしょう。年齢も近いし,互いにライバル意識もあるでしょう.このまま切磋琢磨していけば,結果はついてくると思います。