12月8日(日),香陵アリーナ武道場にて,少し早めながら本連盟の稽古納めの会(主催:技術指導普及専門委員会)を開催しました.小学生から中学・高校生,一般成人まで数多くの剣士が参加し,大変賑やかな1日となりました.
午前中は居合道と杖道の部です.2時間半にわたり展開された稽古ですが,後半には日本剣道形の練習もあり,参加者からは大変密度の濃い稽古だったと,感想が聞けました.
午後は剣道の部です.佐野会長の挨拶で開会式が始まり,続いて居合道や杖道の剣士も見守る中,日本剣道形の演武を拝見しました.
まず最初は,次週12/15に養浩館にて開催予定の日本剣道形大会に出場する,中学生剣士4組8名の演武です.続いて今年昇段された江藤(錬士七段・打太刀)先生と大澤(五段・仕太刀)先生の迫力ある剣道形を拝見しました.
続くプログラムは,中学生・高校生の試合をモデルとした,成年一般(五段以下)に向けた審判講習です.講師は江本副会長が務め,コロナ明け宣言後に改定された新しい所作に始まり,試合中に見落としがちな反則について特に重点を絞って解説していただきました.
最後に,新年の羽賀杯に参戦する一般剣士2チームによる強化試合,そして合同稽古へと続きました.普段はなかなかこれだけの人数で剣を交えることは望めませんが,本日の会場は活気にあふれ,今年を締めくくるに相応しい稽古会となりました.
副会長の締めの講評で会はお開きとなりました.ただし,年内もまだ稽古は継続的に行われますし,新年には恒例の元旦稽古会も計画されています.休まずご参加頂けますこと,心より願っています.
今年一年ありがとうございました.そして良い年をお迎え下さい.